趣旨

根岸八幡神社の御祭神、八幡皇大神は弓矢の神、苦難救済、厄除開運の神として古来全国律々浦々に祀られ、広く国民から信仰されてまいりました。特に源氏は八幡太郎義家をはじめ歴代八幡神への信仰が篤く源頼朝は鎌倉幕府をおく前に鶴岡八幡宮を創建し御神徳をいただいて家運を興しました。そして八幡信仰のもとにつちかわれた質実剛健の気風は、人心を新たにし新生日本の再建につながり、民生の安定、地域の平和に尽力してまいりました。

戦後、人心の動揺、世情の混乱のなか国民の団結、英知の結集は国難を克服、めざましい発展を遂げてまいりました。しかしその繁栄は精神的な弊風をも併せて著しいものとする結果となりました。内外ともに危局に際会しつつある今、日本人が自らの体質を自覚し、その体質と共にはぐくんだ心意の再確認を行って、自立の道を求めなければならないと信じます。

平成三年、根岸八幡神社御鎮座一四四〇年を記念し、ここに、根岸八幡神社崇敬会を組織、結成することになりました。

千年余のご神威のもとに、御神徳を崇めすぐれた日本の伝統を守り、健全なる社会生活、各位の家運の隆昌を祈り、明るい社会づくり、国の繫栄と世界平和に寄与してまいりたいと存じます。

右趣旨ご賛同くだされ、是非入会して頂き、ともどもに日本人の道を歩んでまいりたいと思います。

根岸八幡神社崇敬会

ご入会のおすすめ

この崇敬会は、気軽に何方でも御入会いただけます。

この崇敬会は八幡様の御神威のもとに、神社とのつながりを深めつつ、自己研鑽と日々の発展を計り、健全なる社会生活を願い、根岸八幡神社の護持発展に寄与し、ひいては“今日”を力強く生き抜く事を目的とします。

神徳讃詞

尊き吾が大神　家内穏に　身健かに　夜を守り日を守り　御恵を　垂れ給ふを　たたへ奉り　感謝奉りて　祈乞み奉らくを享給へ畏き和み霊　心豊けく思ひ静けく　家族睦み親しみ　友の交らひ穏に　和やかにあらしめ給へ

美はしき幸み霊　日に異に身健かに　内の災　外の禍事なく起き伏し　楽しくあらしめ給へ

妙なる奇み霊　善きに進み　悪しきに入らず　家業を導き勧め　知恵をめぐみ　技術を励まし　家門賑々しくあらしめ給へ